[試合後会見]2013.4.27
あくまでも通過点
世界前哨戦
 26日、地元出身の長谷川穂積(真正)が神戸市立中央体育館のリングに上がった。
試合後の長谷川
 試合は長谷川のワンマンショー。3ラウンドに長谷川が左ストレート・左フックをクリンヒットするとウィラポンはダウン。立ち上がりにラッシュが炸裂。レフェリーストップで試合終了。強い長谷川が戻ってきた。
次は世界戦
 試合後に長谷川は「試合をするための過程が大事だったので、試合は早く終わりましたけど1週間くらい休んですぐに練習始めます。練習でやってきたことは、接近してコンビネーションとか、色々試したかったですけどね。まあ今回はその先の世界戦のための試合ではあったので。12月よりは練習ができていたので体調は良かったですけど、体は硬かったですね、体が動き出す前に終わってしまったっていうこともありますけどね。次戦は世界戦。WBCかWBOしか考えていません」とサッパリした表情で淡々と会見を終えた。
ツーショット
 会見に同席した真正ジムの山下会長は「これから試そうと思っていた矢先に試合終わってしまったからな…やろうとしてたところは全然試すことはできなかった…まあ、仕方ないね。今日は何にもないよ、試合が出来たってことだけやね」と消化不良を隠せない様子だったが、次への手応えを掴んだとのこと。
山下会長
 一方敗れたウィラポンは「子供頃にウィラポン戦を2度ほど見たが、今回それ程強いと思わなかった。僕の右ストレートはあたっていたと思う、まあ、負けていうことではありませんね」とサバサバと試合後の感想を口にした。
ウィラポン