[海外ニュース]2013.4.25
バクティンが引退を表明
サーシャ・バクティンが引退を表明
 03年から06年にかけて日本バンタム級王座を9度防衛したサーシャことアレクサンデル・バクティン(露=31歳)が20日、引退を表明していたことが分かった。
 バクティンは20日、ロシアのテレビの取材に答えるかたちで「健康に問題があるためボクシングを引退し、今後は政治の道で可能性を探っていきます。同時に若い人たちのボクシング指導にも携わるつもりです」と表明した。
 バクティンはアマチュアで128戦124勝4敗の戦績を残して2000年11月に協栄ジムからプロ転向。03年に日本バンタム級王座を獲得し、3年間に9度の防衛を果たした。08年にはOPBF東洋太平洋王座も獲得したが、世界挑戦の機会を得られないまま09年にロシアに帰国。その後も連勝を続け世界上位にランクされていた。戦績は31戦全勝(12KO)。