[ジュニア]2013.4.14
アジア・ジュニアって何!?
シムケント市内で調整を行った日本勢

 カザフスタン南部のシムケントで行われるアジア・ジュニア選手権は、本日15日の現地時間17時から開会式。そのあとに早速1回戦が始まる。全日本チームは46kg・川井勇利(磐田東高)、48kg・岩井尚斗(関西大学北陽高)、50kg・渡来美響(松本中)、52kg・丸田陽七太(関西大学北陽高)、54kg・北浦龍馬(東福岡高)、70kg・梅村錬(江南義塾盛岡高)で構成されているが、そもそもこの大会は一体何か。今回は、そんな疑問にお応えしてみたい!
日本勢のサポートをする現地大学生

 1997年と1998年生まれの112選手が、14カ国からエントリー。この大会は今年8月、ウクライナのキエフで行われる世界ジュニア選手権の「模擬試験」にも適している。この年齢対象のアジア・トーナメントは、2004年のベトナム・ハノイが前回大会の舞台だった。
 今回、ホストを担うカザフスタンは、全13階級でチームを構成している。しかし、隣国のウズベキスタンも全階級に選手をそろえた。ウズベキスタンの首都から約100kmしか離れていない開催地での順応は問題なく、この年齢層でも、カザフ対ウズベクの強豪国対決が予想される。
大会のロゴ

 「遅れてきたボクシング大国」の中国が、11階級で選手をそろえたことにも、海外の関係者は注目しているが、進境著しい日本が、どんな進化を示すのかにも、世辞抜きで関心が集まっている。参加国はブータン、北朝鮮、インド、日本、カザフスタン、クウェート、キルギス、モンゴル、スリランカ、タジキスタン、トルクメニスタン、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン。まもなく戦いの火ぶたが切って落とされる!!