[ニュース]2009.4.14
嘉陽、ドロー防衛
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 昨年2月、負傷ドローに終った日本ライトフライ級王者・嘉陽宗嗣(具志堅)とWBC世界同級9位・國重隆(大阪帝拳)の対決。13日、再戦となる日本ライトフライ級タイトルマッチが後楽園ホールで行われた。
 約1年振りとなる両者の再戦だったが、嘉陽が偶然のバッティングで1Rに右目上を3Rに左目上を負傷。試合後半8R、この傷が悪化し負傷判定となり、ジャッジ三者三様の判定が下され、両者の再戦はまたしてもドローに終った。
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 ドローながら5度目の防衛に成功した嘉陽は控え室で「前回を踏まえ、対策はしてきたが…。國重選手が正面から来るのは分かっていた。左右に回りたかったが(國重選手に)付き合ってしまった。メンタルで成長したと思っていたが…、皆に申し訳ない。世界なんて言えない」と言葉少なく試合を振り返った。
 5度の防衛中、3度がドローとなった嘉陽。前回の家住戦で会心のTKO勝利を飾り、世界挑戦の機運を引き寄せていただけにその失意は尚更大きいのかも知れない。果たして嘉陽の世界への道は?具志堅会長の最終決断に注目したい。