[海外ニュース]2013.3.26
「誰とでも戦う」パッキャオ
「誰とでも戦う」とパッキャオ
 昨年12月、宿敵ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に6回KO負けを喫した元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(比)が、あらためて再起を宣言した。
 マニラ・スタンダード紙によると、パッキャオは「ボブ・アラム・プロモーターと話し合っているところだが、現役を続けることは決まっている」と話しているという。復帰の時期については「4月という噂もあったが、それはあまりにも早すぎるよ。9月だね」ということだ。
 プロモーターはマルケスとの第5戦を推しているが、「聞くところによるとマルケスは5度目の対決を望んではいないみたいだね。パート5が実現するかどうかは彼しだいかな」と、下駄をライバルに預けている。そして、こう付け加えている。「私が誰とでも戦うことは皆さんがよく知っているでしょう? 私は誰からも逃げないし、イージーな試合は望んでいません」
 推測の域を出ないが、パッキャオの再起戦は9月14日が有力といえる。相手に関してはマルケス、ティモシー・ブラッドリー(米)、そしてブランドン・リオス(米)対マイク・アルバラード(米)の勝者のなかから選ばれることになりそうだ。