[定例理事会]2013.3.19
16歳ライセンス取得を要望
会見の模様
 東日本ボクシング協会は18日、都内で3月度の定例理事会を開き、理事会後の会見で大橋秀行協会長は、プロライセンスの取得年齢の引き下げを日本ボクシングコミッション(JBC)に要望することを明らかにした。
 現在、プロライセンスは男女ともに17歳から取得可能(未成年者は親権者の承諾が必要)だが、東協会ではこれを16歳に引き下げたい意向だ。さらに近年、女子で導入されたトライアルマッチ制度も検討しており、これはさらに下のU-15を卒業した年齢者も対象にする。
 安全面等でさらなる検討が必要だが、中学卒業後ライセンス取得可能までの約2年間、対象者はアマチュア以外の選択肢ができることになる。
 また、女子定年を37歳から40歳までの延長要望と、ヘビー級の高橋良輔(金子)へのライセンス再交付は今回JBCに却下されたが、4月の全日本協会理事会で改めて強く求めていくとした。

※トライアルマッチ=女子ではプロテストを受けるレベル以下の選手から年齢制限を越えた選手も対象にしており、ヘッドギア及び大きめのグローブを着用し、JBC公式ルール(女子2分3R)でリングに立って実力を測る。トライアルマッチで2勝すると公式戦1勝扱いとなり、プロライセンスが交付される。