[ニュース]2007.6.5
イーグルスマイルで圧巻の防衛!!次は統一戦か!?
 4日に行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチ(パシフィコ横浜)はイーグル京和(角海老宝石)が王者に貫禄を見せ、若きスピードスターを打ち砕いた。
 国内史上最短(プロ7戦目)記録を賭け、王座に挑んだ八重樫東(大橋)。終始、スピードの乗った戦いを見せた挑戦者だったが、百戦錬磨の王者には通用しなかった。気合が入れば入るほど、口元に笑みが浮かぶというイーグルは、1Rに右クロスが八重樫のアゴを捉え、ぐらつかせた。その後も的確にパンチをヒットさせ、ポイントを稼いでいく。8R終了後の途中判定ではすでに大差をつけていた。そして10R、カウンターで入ったイーグルのストレートが八重樫のアゴを再びとらえ、ダウン。結局、2人のジャッジが最大12点の差をつける3-0の判定でイーグル京和が4度目の防衛に成功した。
 イーグルはWBA世界ミニマム級王者で同じく4度の防衛を果たしている新井田豊(横浜光)との統一戦を熱望している。新井田陣営も対戦の意向を示しており、早ければ今年中にミニマム最強を賭けた試合が観られる。