[予備検診]2013.2.22
唯一の不安材料
検診後の会見
 今月26日のWBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチに出場する王者・宮尾綾香(大橋)の予備検診が22日、都内のJBC事務局で行われた。
 秋田屋と1年振りの再戦になる宮尾は調整も順調に進み、検診結果に異常は見られず。前回は敵地での判定勝ちを収めているだけに、自信に満ちた表情で会見に臨んだ宮尾だが、同席した大橋会長が唯一の不安材料を口にした。

■WBA女子世界Lミニマム級タイトルマッチ10回戦
王者・宮尾綾香(大橋)VS挑戦者・秋田屋まさえ(ワイルドB)
■日時:2月26日(火)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:大橋ジムTEL.045-314-1994
宮尾に異常なし
 王者としてリングに立つ宮尾は「チャンピオンとしての内容が問われるので、これまでとは違った不安や緊張感はある」としつつも「これまで筋力トレーニングを行い、全体のレベルが平均的に上がった。今までやってきたことを出せる場なので楽しみな部分もある」と抱負を語った。
地上波放送は光栄なこと
 この試合は女子では初めて地上波で放映される(翌日深夜TBS)。このことについて宮尾は「ただの殴り合いではない女子らしさを出し、興味を持ってもらいたい。ボクシングをやりたいと思う女の子が増えてくれると嬉しい」と述べ、大橋会長も「宮尾はチャンピオンになったら負けないタイプ。風格を持って戦ってほしい」と背中を押した。
ベルトがまだない!!
 しかし、最後に大橋会長は唯一の不安材料を口にした。「実は5ヶ月経ってもWBAからベルトが届いていない!!何度も催促しているんだが…、河野王者は10日で来たらしい」と不満を爆発。それでも、「試合までに届かなかったら僕のベルトを貸すつもり(笑)。でも負けて持っていかれたらどうしよう」と笑いを誘う余裕を見せていた。
 果たして宮尾は、偉大なる2団体制覇王者の男子ベルトで登場となってしまうのか!?
他に不安はない!
■宮尾 検診結果
身長:153.0cm
胸囲:83.0cm
リーチ:151.0cm
血圧:143/80mm/Hg
脈拍:65/min
体温:35.9℃

■秋田屋 検診結果(関西事務局)
身長:162.0cm
胸囲:84.0cm
リーチ:156.0cm
血圧:111/85mm/Hg
脈拍:62/min
体温:36.9℃