[ニュース]2009.3.21
日本ミニマム級新王者!!
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 21日、後楽園ホールで行われた日本ミニマム級王座決定10回戦「同級1位・辻昌建(帝拳)VS同級3位・金光佑治(六島)」の一戦は、金光が序盤からの壮絶な打撃戦を制し、10R1分10秒、KO勝利により新王者に輝いた。
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 試合は、開始と同時に激しい打ち合いとなった。中盤6Rまでヒット数で辻優位かと思われたが、金光が底知れぬスタミナで辻を上回る手数を後半まで維持。そして最終10R、ダメージが蓄積された辻に連打を浴びせると、もはや立っているのがやっとの状態の辻にレフェリーがスタンディングダウンを宣告。カウントが数えられる中、辻は懸命にファインティングポーズを取ろうとするが、意識が薄れたのかリングを彷徨い、レフェリーに抱きかかえられながらマットに沈んだ。辻は即座に担架で退場となった。
 壮絶な試合を制し、新王者に輝いた金光はリング上のインタビューで「復帰戦がタイトルマッチで幸運だった。開始から打ち合いを覚悟したが、気持ちで負けないように戦った。もっと強くなって上を目指します」と喜びを語った。
 控え室に戻った金光だが、報道陣の取材の最中、頭の痛みを訴え、既に医務室に運ばれた辻と共に救急車で搬送される事態となった。