[ニュース]2009.3.16
ヘビー級初プロテスト!!
 昨年11月に復活が宣言された日本ヘビー級。日本ボクシング界人気復活の起爆剤として、多くの話題を集めている。
 そんな中、ヘビー級戦士のプロテストが13日、遂に行われた。平石ジム所属の浦田佳佑君20歳である。
 今回のプロテストでは、他のヘビー級ボクサーの受験が無かった為、三迫ジム所属 でウエイト85kgの選手がスパーリングの相手を務めた。
 ややアンコ型の体系であり、浦田君は素早い動きからワンツー・左フックを繰り出し前に出るが、スパー相手のジャブ・ワンツーをヒットされ鼻血を出してしまう。2R、鼻血を出しながらも積極的にワンツーを打ち込むが、右ストレートをヒットされ膝が落ちてしまい、ここでプロテスト終了となった。
 16日のテスト結果で残念ながら浦田君は不合格となったが、次回のプロテスト受験に期待が寄せられる。日本人ヘビー級ボクサーの復活は次回のプロテストに持ち越しとなった。
 初のヘビー級ボクサーのプロテストを見た東日本ボクシング協会大橋会長は「やっぱり迫力がある。日本人のヘビー級に可能性を見た気がする。アンコ体系でもスピードがあると迫力が出る。これから面白くなるんじゃないかな」とヘビー級本格復活に期待を寄せていた。