[海外ニュース]2013.1.11
WBCが統一戦指令
ダニー・ガルシア
 WBCはスーパーライト級王者ダニー・ガルシア(米)と暫定王者ルーカス・マティセ(亜)に対し、それぞれの次戦後に統一戦を行うよう指令を出した。
 もともとWBCのスーパーライト級王座はガルシアが昨年3月にエリック・モラレス(メキシコ)に勝って獲得したもの。だが、ガルシアは7月のアミール・カーン(英)戦を挟み、再戦条項に従ってモラレスとのリマッチに臨んだためWBCは暫定王座設置を決めた。ここで1位のアジョセ・オルセグン(ナイジェリア/英)に王座決定戦で勝ったのがマティセというわけだ。
 ガルシアは2月9日にザブ・ジュダー(米)と、マティセは今月26日にマイク・ダラス(米)を相手にそれぞれ防衛戦を予定している。WBCはその2試合終了後に王者同士で統一戦を行うよう通達を出した。両者ともゴールデンボーイ・プロモーションズということもあり、すでに対決は既定路線としていわれていた。戦績は、ガルシアが25戦全勝(16KO)、マティセが35戦32勝(30KO)2敗1無効試合。