[定例理事会]2012.12.17
来日選手の血液検査徹底
会見の模様
 東日本ボクシング協会の12月度定例理事会が17日に都内で開かれ、理事会後の会見で大橋秀行協会長は、来日選手の血液検査を年明け早々にも実施するよう、日本ボクシングコミッションに要請すると発表した。
 これは、日本時間16日にノニト・ドネア(比)対ホルヘ・アルセ(メキシコ)の前座として行われる予定であった、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチのギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)対プーンサワット・クラティンデンジム(タイ)が血液検査の結果、来日経験のあるプーンサワットにエイズの疑いがもたれ中止になったことを協会が重く見たかたちだ。
 現在、日本では世界戦以外での来日選手の血液検査は行われておらず、選手の安全を守るためにも早急な対応がもとめられる。