[来日ニュース]2012.12.17
長谷川に勝つ!
メキシコの雄
 22日に開催される[Real Spirits26]で、長谷川穂積(真正)と拳を交えるアルツロ・サントス(メ)とWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)への次期挑戦者決定戦でマルコム・ツニャカオ(真正)と戦うクリスチャン・エキスベル(メ)が17日正午過ぎ、メキシコのグアダラハラから移動時間計30時間かけて伊丹空港に到着した。
サントス
 長谷川穂積と対戦するアルツロ・サントスに話を聞くと「長谷川はグッドファイターだけど、もう歳だから必ず勝ちます。ビデオも三回見たが、相手にならないと思う。」と自信満々。30時間の移動にも疲れひとつ見せずに笑顔で答えた。
エスキベル
 ツニャカオと世界挑戦権を懸けて戦うクリスチャン・エキスベルは今回の来日が二回目。前回は元WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)と昨年王座を懸けて戦い敗れた。22日にツニャカオに勝利すれば昨年のリベンジのチャンスが巡ってくる。サントスとは違って、移動の疲れを少し見せたエスキベルは「ツニャカオは昔のチャンピオンだよ。山中とやるために来たから当然勝つ。問題はない。」とこちらも若さを武器に勝利するといった、世代交代を意識した発言が目立った。
 メキシコから来日した両者は、今回が初対面とのことだが、ともに体重はリミットを維持しているとのことで、日本の関係者に「ホテルの自室に体重計を用意してほしい」とリクエストを出していた。