[海外ニュース]2012.12.11
レノンJr氏らが殿堂入り
ジミー・レノン・ジュニア氏
 米国ニューヨークのカナストータに博物館を構える国際ボクシング殿堂は10日(日本時間11日)、今年の殿堂入り元選手、関係者を発表した。元選手では80年代から90年代に活躍した柳明佑(ユー・ミョンウ=韓国)氏や3年前に不慮の死を遂げたアーツロ・ガッティ(カナダ/米)氏、また関係者部門ではリングアナウンサーのジミー・レノン・ジュニア氏らが殿堂入りを果たした。
 今年、新たに殿堂入りを果たした元選手は柳氏、ガッティ氏のほか元ライトヘビー級、クルーザー級王者バージル・ヒル(米)の計3人。関係者ではレノン氏のほかに元レフェリーのミルズ・レイン氏、ジャーナリストのコリン・ハート氏がメンバーの仲間入りを果たした。
 またオールドタイマー部門では、70年代の名王者カルロス・サラテやアルフォンソ・サモラを育てたメキシコの故クーヨ・エルナンデス・マネージャーも殿堂入りを果たした。
 ライバルだった張正九氏に次いで韓国でふたりめの殿堂ボクサーとなった柳氏は「とても光栄に思う。ボクサーであったことを誇りに感じている」とコメントしている。
 なお、式典は来年6月6日から9日までカナストータで開かれる予定。