[世界ユース選手権]2012.12.1
日本、秋山で3連勝目
快勝した秋山
 アルメニア・エレバンで行われている第3回世界ユース選手権の2日目には、60kg級の秋山佑汰が、ラトビア代表を相手に《21対5》でポイント勝ち。過去の大敗が嘘のように日本は、ここまで3戦全勝を収め、1回戦の勝率が現時点で5割に到達した。
 秋山は、序盤からストレートの差し合いで優位に立ち、ボディ攻めが功を奏した結果、3回には左ストレートでスタンディングカウントも奪った。試合後のコメントは「続きを読む>>」から。
秋山佑汰
「沖島から後ろの手のボディが、入りやすいと聞いていたので、それを使った。最初に入ったときは、相手の足がもつれて倒れたように見えたので、カウントにはならなかったけど、うめき声が聞こえた。いつもより距離が近く、リードが伸びきらないので少なかった。アディダスは分厚いので苦手。インターハイ、国体と調子が落ちる中で、ボクシングが崩れたけど、今回の試合で1階級上で戦う自信もつけた。自分の実力を試すつもりで、試合に臨みます」
 秋山はこれまで、プロボクシングファンにもなじみのある竹中義則氏と竹田益朗氏の指導で技術を磨いていた。
 2回戦では、シードで勝ちあがったブルガリア代表と対戦する。