[定例会]2012.11.12
39歳元東洋王者に特例を
定例会見
 東日本ボクシング協会の11月度定例理事会が12日に都内で開かれ、大橋協会長は年齢制限によりライセンスを失効している、元東洋太平洋クルーザー級王者・高橋良輔(金子)の現役続行を日本ボクシングコミッション(JBC)に要望することを全会一致で決めたと発表した。
 高橋は現在39歳で、07年に王座を奪われて以来、5年間リングに立っていない。元王者は特例として37歳定年を越えての選手登録が認められているが高橋の場合、この5年間の空白期間が問題とされている。
 東協会は今後ヘビー級活性化に伴い、重量級(クルーザー・ヘビー)でのカムバックの意志が固い高橋に対し、フィジカルチェックを条件に早急にライセンス復活を要望する。
 他に、前回の議案に上がった「いじめ対策」の東協会会員を対象としたアンケート結果を発表。会員の反響もよく、東協会では来年の「ボクシングの日」イベントに向けて、具体案をまとめていきたいとした。