この日のメインはWBC世界スーパーフェザー級1位のセルヒオ・トンプソン(メキシコ)対ルイス・アルマンド・フアレス(亜)のWBC同級インターナショナル・タイトルマッチだった。試合は一方的で、上下を攻めて優位に立ったトンプソンが5回に3度のダウンを奪ってけりをつけている。
　粟生に勝って新王者になったガマリエル・ディアス(メキシコ)に対する挑戦の優先的権利を有するトンプソンは、3月のホルヘ・リナレス(帝拳)戦を含め9連続KO勝ち。通算戦績を27戦25勝(23KO)2敗に伸ばした。フアレスは24戦16勝(4KO)6敗2分。
　前座で5回TKO勝ちの亀田は25戦全勝(16KO)。フランコは32戦21勝(10KO)10敗1分。