[試合結果]2012.9.9
WBCインターWタイトル戦は!?
鬼ヶ島と椎野
 三迫ジムの2選手、日本・東洋ランカー鬼ヶ島竜とWBCインターナショナルバンタム級王者・椎野大輝がフィリピン西マニラ地区のパラニャーケ市に乗り込み行われたWBCインターナショナル・ダブルタイトルマッチは、現地時間8日の夜12時(日本時間9日)と日本では考えられない時間帯に開始された。
 三迫ジムのブログによると、WBCインターナショナルライトフライ級王座決定戦に挑んだ鬼ヶ島竜は、序盤から手数が乏しく前歯を折るなど被弾する場面も多く、6Rに続行を危険と感じたセコンドがタオルを投入しストップ。鬼ヶ島の初タイトル戦は残念な結果となった。
 また、王者・椎野大輝が初防衛戦に臨んだWBCインターナショナルバンタム級タイトルマッチは、キャンバスがビショビショに濡れた状態でフットワークが全く使えずにスリップの連続。椎野は疲労の蓄積とダメージでダウンするも、相手にもダメージを与え一進一退の攻防に。しかし、最後は椎野が8Rに2度ダウンしレフェリーストップした。
 アウェイの洗礼を受けた両者は、改めて海外で勝つことの難しさを痛感する形となった。