[試合後会見]2012.8.22
ここがゴールではない!!
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 21日、後楽園ホールで開催された「FIGHTING BEE.2」のメインイベントには、空位となったWBCユース世界ライト級王座決定戦がラインナップ。
 決定戦に出場した日本ライト級8位・斉藤司(三谷大和)は、"タイの刺客"ラジャクル・ソールンワッタナと激突し、悲願のタイトル初戴冠を果たすことができたのか…。
左:斉藤 右:ラジャクル
 立ち上がり、斉藤はステップでリズムを作り、鋭いジャブから右ストレートを突き刺し、早くもラジャクルからダウンを奪う。そして2R、試合の主導権を握った斉藤は、強引に詰めるラジャクルからカウンターの右ストレートでダウンを追加すると、右アッパー・左フックで立て続けにダウンシーンを演出する。何とか立ち上がるタイ人だが、斉藤の右ストレートを浴びると力なくキャンバスに崩れ落ちた。
KOでユース王座獲得
 圧勝劇でWBCユース世界ライト級王座を奪った斉藤だが「ユースのベルトが僕の目指すゴールではない。ここからもっと"上"を目指します!!」と初のタイトル戴冠にも、力強く飛躍を宣言する。
喜びの三谷会長
 愛弟子の王座奪取に三谷大和ジム三谷会長も「ジムを開いて8年目で生まれたチャンピオン!!嬉しくてしょうがないよ!!」と喜びを爆発させた。
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 23歳以下の王者となった斉藤だが、自身が話す通りこのステージが最終目標ではない。ユースのベルトを防衛し、いかに輝かせるかで更なる高みに辿り着くことができる。
 "戦気"斉藤司のチャンピオンロードは、今日スタートを切ったばかりである!!