[前日計量]2012.7.13
意地と意地の激突
左:芹江・右:小國
  いよいよ明日14日、東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチが兵庫県赤穂市 赤穂ハーモニーホールで行われる。
 13日、東洋太平洋スーパーバンタム級王者・小國以載(VADY)と挑戦者で元日本同級王者の芹江匡晋(伴流)の前日軽量が試合会場近くの赤穂ロイヤルホテルにて行われた。
 アマエリートとして鳴り物入りでプロ入りした王者・小國と変則ボクシングの真骨頂といわれる伴流スタイルの申し子で今回の挑戦者・芹江の戦い。さあ、どっちが強い?
王者:小國
■前日計量結果
王者・小國以載:55.1㎏

「(自分は)会長の教え子ですよ!?そりゃね~ただじゃ終わらないでしょう。負けても勝っても、いじられるような負け方、いじられるような妙な勝ち方しますよ(笑)倒されても倒し返す自信もありますし、判定でも自分の手が挙がっている自信も有ります!僕の心は折れませんよ!…これもどっかで聞いたようなセリフですね(笑)」と笑顔で明日の試合に自信を見せた。
挑戦者:芹江
■前日計量結果
挑戦者:芹江匡晋:55.2kg

「やることをやりに来たのでやりにいくだけですね。元々作戦とか立てませんし、相手の動き、形を見て考えます。現地(芹江が観戦した前回の小國vs大橋の試合)で頭に入ってますし、自分は自分の武器を遂行するだけです。 俺が負けるとしたら前半でKO負け、俺が勝つとしたら後半でKO勝ちでしょう。」と話すと 「ベルトを待っててくれる人達の力がどれだけのものか見せにいって来ます!」と明日の頂上決戦に闘志を見せた。
 挑戦者の芹江は6度防衛した日本スーパーバンタム級のベルトを返上して小國の持つ東洋太平洋のベルトに挑む。変則ボクシングを新たなスタイルとして確立した伴流ボクサー芹江とアマエリートからのプロ転身で注目を集め、東洋太平洋王者にまで上り詰めた小國のアジア頂上決戦。世界の舞台を目指す両雄の激突!さあ、どっちが勝つ?いざ、ゴング―。