[海外ニュース]2012.6.29
メイvsコットⅡ浮上
再戦は実現するのか
 フロイド・メイウェザー(米)とミゲール・コット(プエルトリコ)の再戦が12月1日、ニューヨークで実現か――28日、複数のメディアが報じた。いずれもコットに近い筋の情報としており、実際に計画が浮上していることは確かと思われる。
 両者は今年5月、コットの持つWBA世界スーパーウェルター級王座にメイウェザーが挑むかたちで対戦。序盤からスリリングな攻防が展開され、メイウェザーが明白な差をつけて判定勝ちを収めている。
 試合内容はもちろんのことペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)の売上などビジネス面でも大成功だっただけに、コットならずとも再戦は望むところであろう。
 メイウェザーはDVの有罪判決により6月1日から87日間の収監期間に入っており、8月末には自由の身になる予定だ。12月1日という日程はメイウェザーの練習期間を考えても理にかなっており、ニューヨーク(MSG)はコットの準ホームということで集客も望める。メイウェザーも5月の試合で合計4500万ドル(約36億円)を稼いでおり、同等の報酬が見込めるとなればコットとの再戦に応じる可能性は高いとみられている。