[一夜明け会見]2012.6.21
瞬間視聴率27.1%
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 21日、日本人初のWBC・WBA世界ミニマム級統一王者となった井岡一翔が一夜明け会見を開いた。
 ボクシングファンならずとも昨夜の死闘に酔いしれた人も多いはず。20日に開催された井岡一翔(井岡)と八重樫東(大橋)による日本初のWBC・WBA世界王座統一戦の瞬間視聴率は、井岡の地元・関西地区の瞬間視聴率は27.1%、関東地区でも瞬間視聴率・22.7%と高視聴率をマークした。
死闘
 落ち着いた表情で報道陣の前に姿を現した世界統一王者・井岡一翔は、現在の体調に関して「痛いところもあるけど、勝った証やと思うし、勝ったんでよかった。」とホッとした様子。
統一王者
 今後に関して「元々やっていたライトフライでやりたい。WBC・WBAどっちのベルトも大事やけど、(WB)Aのベルトはまだ手元にないんで、どっちかといえば(WB)Cのほうが愛着があります。」と話し「ボクシング・イコール自分(井岡)といわれるようになりたい。使命感を持ってやっている。見ごたえのある試合をしていきたい。」とゴールデンボーイは笑顔を見せた。
井岡陣営
 複数階級制覇にも期待がかかる一翔の今後について、会見に同席した父でトレーナーの井岡一法氏は、「(減量後に)体重が戻るのに時間がかかるようになってきている。(今後を考えると)本来の体に戻す必要がある。」と話し「勝ったからいえることやけど、(統一戦は)通過点。年内に宮崎(亮)と一翔でダブル世界戦をしたい。」と今後の抱負を語った。
井岡陣営
 一翔の叔父で井岡ジムの会長を務める井岡弘樹会長は報道陣との談笑中「防衛回数を一翔が超えたことで、一翔選手は井岡弘樹の甥っ子といわれていたのが、井岡弘樹は一翔の叔父といわれるようになるのでは・・・」と問いかけると「一翔には脱帽。ぼくは一翔のファンになりました。」と笑顔で答え報道陣の笑いを誘った。
報道陣も異例の多さ
 同門の宮崎亮とのダブル世界戦計画や井岡一翔の複数階級制覇など、井岡ジム、そして日本ボクシングに注目!