[直撃インタビュー]2012.6.13
世界前哨戦を前に
世界前哨戦を前に
 6月20日に行われる世界王座統一戦のリングに同門の井岡一翔(井岡)が上がるとあって、報道陣やファンなどでごった返し、井岡ジム周辺はいつも以上に騒々しい。
 普段から練習を共にする同ジムが誇るもうひとりの雄、東洋太平洋ライトフライ級王者・宮崎亮だが、今回ばかりは、自身の試合に集中するのは容易ではないはず。一翔と共に地獄の白浜キャンプを乗り越え、マイペースでトレーニングに集中出来たことは、近い将来に実現するであろう自身の世界王座挑戦の予行演習といっても過言ではない。
 世界前哨戦との声も上がる次戦は、統一戦の露払いを兼ねた大事な一戦。
調子抜群
宮崎亮の一問一答。
■調子はいかがですか?
宮崎:急に対戦相手が変わったんで情報も無かったんですけど、僕自身は調子抜群です。
※対戦相手が、東洋太平洋同級13位・ マイケル・ランデロ(比)に変更。
宮崎亮
■「今回の試合は世界への前哨戦になる」と井岡一法トレーナーがお話しされていましたが―。
宮崎:はい!当然そのつもりです。本当に高校の時からお世話になっているので、勝って世界戦がしたいです。今回の試合は蝶のように舞って蜂のように刺しますよ!
左:井岡トレーナー
■改めて、この試合の意気込みを―。
宮崎:(相手が13位なので)ノンタイトルみたいなもんやけど、何があるかわからないのがボクシングなんでキッチリ勝って一翔につなげたいです。