[ニュース]2008.8.4
長谷川、ムニョス陣営はNO!
 ホルヘ・アルセ(メキシコ)との対戦交渉が決裂し、アメリカ進出が暗礁に乗り上げているWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(真正)。
 現在、国内での防衛戦を検討している長谷川陣営は、次ぎの防衛戦の相手として、バンタム級への転向を噂されている前WBAスーパーフライ級王者アレクサンドル・ムニョス(ベネズエラ)と対戦交渉を行っていたが、ムニョス陣営から挑戦を断られていた事が分かった。
 対日本人戦績7戦全勝のムニョスは日本人キラーと呼ばれ、名城信男(六島)からWBA世界スーパーフライ級王座を奪取し、川嶋勝重(大橋)の挑戦を退けた実力者である。今年5月にWBA世界スーパーフライ級王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)との王座統一戦に破れたが、その後バンタム級転向を示唆していた事から長谷川陣営もムニョスに白羽の矢を立てたと思われる。
 ムニョス戦は惜しくも流れたしまったが、長谷川の7度目の防衛戦は10月に国内で行う見通しである。