今月1日から14日まで、静岡県伊豆で走り込みキャンプを行っていたWBA世界ライト級王者・小堀佑介とOPBF東洋太平洋フェザー級王者・榎洋之の角海老宝石ジム王者コンビ。
　小堀は今回のキャンプが相当にハードだったのか「早く帰りたい早く寝たい」と語っていたが、2週間に及ぶハードな走りこみキャンプで、小堀も榎も日に焼けて身体は絞り込まれ、更なる精悍さを増した。
　小堀の初防衛戦は現在、WBA世界同級1位ポーラス・モセス(ナミビア)との対戦で最終段階に入っている模様だ。
　また東洋フェザー級王者の榎は、今回の伊豆キャンプ中に日本フェザー級王者・粟生隆寛(帝拳)のWBC世界フェザー級挑戦が決まり、心中穏やかな状況ではないはずだ。榎のターゲットは、WBA世界フェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)か、WBC世界フェザー級戦・ラリオスVS粟生戦の勝者に次期挑戦者として名乗りを上げるのか?
　過酷な伊豆キャンプを走り抜けた小堀&榎の王者コンビ。小堀の世界初防衛戦発表に、榎の待たれる世界挑戦実現と今後も2人から目が離せない。