パブリック対シグモンはトップランク社の主催で行われる。同社は翌日にマニー・パッキャオ(比)対ティモシー・ブラッドリー(米)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチをMGMグランドガーデン・アリーナで開催することになっており、パブリックの試合は前夜祭的な意味合いがある。戦績は、30歳のパブリックが40戦38勝(33KO)2敗。25歳のシグモンは25戦22勝(12KO)3敗。
　一時はアルコールの回復リハビリを受けるなど私的なトラブルが目立ったパブリックだが、今年3月に10カ月ぶりに戦線復帰して2回KO勝ちを収めている。6月のシグモン戦を問題なくクリアした場合、トップランク社は秋にもフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)への挑戦を計画中と伝えられる。