[海外ニュース]2012.4.16
アブリルの暫定据置か
 14日(日本時間15日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われたWBA世界ライト級王座決定戦で、ブランドン・リオス(米)に微妙な判定負けを喫したリチャード・アブリル(キューバ/米)に関し、保持する暫定王座は据え置かれる可能性が高くなった。
 アブリルは暫定王座を持ったままリオスとの正規王座決定戦に臨んだが、2対1の判定負けを喫した。しかし、リオスが前日の計量で規定体重をつくれなかったため、ルールに照合してベルトは据え置きとなる模様。アブリル陣営も判定に不服を唱えて抗議しており、 暫定王座の剥奪はなさそうだ。
 アブリル陣営はリオスとの再戦を希望しているが、実現しない場合はWBC王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との統一戦か、無敗の新鋭メルシト・へスタ(比/米)との防衛戦を望んでいる。