[試合結果]2012.4.15
テラサスが4回KO勝ち
 WBC世界スーパーバンタム級4位のビクトル・テラサス(メキシコ)は14日(日本時間15日)、メキシコのアランダでホセ・パルマ(コロンビア)と対戦、4回57秒KO勝ちを収めた。
 前戦で元3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)を破ってトップ戦線に割り込んできたテラサスは、打ち合いの中で4回に右強打を炸裂させてパルマを屠った。WBCシルバー王座を防衛すると同時に、21日に予定されるWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦、アブネル・マレス(メキシコ/米)対エリック・モレル(プエルトリコ/米)の勝者への最優先挑戦権を手にした。
 テラサスは37戦34勝(19KO)2敗1分。パルマは23戦15勝(10KO)6敗2分。

 アンダーカードにはクリスチャン・エスキベル(メキシコ)が登場、ヘスス・ルイス(メキシコ)に12回判定勝ちを収めNABF北米バンタム級王座を獲得するとともに、昨年11月にWBC世界バンタム級王座決定戦で山中慎介(帝拳)に11回TKO負けを喫して以来の再起を飾った。
 採点は116対111が二者、116対112が一者の3-0だった。25歳のエスキベルは28戦25勝(18KO)3敗。ルイスは37戦28勝(21KO)5敗4分。