[海外ニュース]2012.4.8
テラサス相手が二転三転
 WBCのスーパーバンタム級挑戦者決定戦にビクトル・テラサス(メキシコ)が出場することになっているが、その相手が二転三転している。試合は4月14日(日本時間15日)、メキシコのアランダで予定されているが、はたして誰が相手を務めるのか。
 WBCのバンタム級というと西岡利晃(帝拳)が名誉王者に昇格したばかり。21日(日本時間22日)にはアブネル・マレス(メキシコ/米)対エリック・モレル(プエルトリコ/米)で王座決定戦が挙行されるが、テラサスはその新王者に対する指名挑戦者決定戦に出場することになっている。
 当初、テラサスの相手はシンピウェ・ベチェカ(南ア)が予定されていたが、プロモート&マネージメントのトラブルが長引いていて出場が不可能な状態に陥っている。そこで中米の選手が代役にリストアップされたが、ケガやビザの問題でこれも出場不可に。現在は22戦15勝(10KO)5敗2分の元コロンビア王者ホセ・パルマが最有力候補となっている。
 テラサスは35戦32勝(18KO)2敗1分の29歳。ランク外のパルマとの試合が挙行される場合は、テラサスのための“指名挑戦者確定試合”の意味合いが強くなりそうだ。