今年最初の試合を貫禄のワンツーで見事ノックアウト勝ちした大毅は、「昨年12月7日の試合前に、勝っても負けても休もうと考えていた。正月は家族で旅行に出かけ久しぶりにゆっくりできた」とリフレッシュできた様子。「今日の試合は単発でも倒せるかを試したが、無理だったのでコンビネーションを使った。それでも、単発だけ2ラウンドで十分ダメージを蓄積させられるようになったので、世界チャンピオンになれるような気がします」とおどけてみせた。「世界挑戦をするとなると周りも動くしファンあってのこと。しっかり練習して備える」と最後は力強く世界王座復帰を約束した。

　控え室に戻った大毅を待つ報道陣に「今日はよかった。手ごたえはあった。もっと長くやってもよかった」と試合を振り返り「清水とテーパリットの試合は同じ階級だから意識は当然する」と話した。