予備検診を終えた休養王者・清水は「疲労を回復して、あとはやるだけ」と試合を待ちきれない様子。スーパーフライ級転向後2試合目となることに対して、「胸囲も2cm大きくなり、パワーも付いてきた。この階級で戦う身体になってきた。」と不安はなさそう。対戦相手の正規王者テーパリット・ゴーキャットジムについては「リーチが長いので、パンチがのびてくるのは気を付けないと。ただ、4月4日は勝ってチャンピオンであることを証明する。」この試合のために日本王者や日本ランカーなどと120ラウンドにも及ぶ内容の濃いスパーリングをしてきたという。

■休養王者・清水智信
予備検診結果
身長:168.5cm
リーチ:169cm
血圧:121/73mm/Hg
脈拍:52min
体温:36.6℃

　続いて正規王者テーパリット・ゴーキャットジムの会見が行われ、こちらも「体調は万全。日本で戦えるのは嬉しい」と自信を見せた。清水選手より身長が7.5cm低いことにたいしては、「身長の高い選手と戦う方がやりやすい。どう戦うかはリング上で考えるが、KOする。」と語った。清水VSカサレスと内藤戦の2試合を映像で見て研究したというテーパリットは清水の印象について「フットワークの上手い選手でよく動く」と分析しているようだ。

■正規王者・テーパリット・ゴーキャットジム 予備検診結果 身長:161cm リーチ:171cm 血圧:133/86mm/Hg 脈拍:47min 体温:36.7℃

■WBA世界Sフライ級タイトルマッチ
休養王者・清水智信(金子)VS正規王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)
■日時:4月4日(水)
■会場:横浜アリーナ