亀田ジム設立時の協会加盟に際し、推薦人を引き受けるワタナベジム渡部会長は、条件として「出稽古などで他ジムとの交流を深める」「ボクシング界の一員として、チャリティーイベント等にも積極的に参加する」「記者会見等でサングラスや不適切なコメント、過激なパフォーマンスを控える」といった提案を亀田サイドに提示していたことが分かった。
　メキシコで海外デビュー成功を果たし、23日に帰国した亀田興毅は渡辺会長の推薦人条件への返答であるのか、ちびっ子ボクシングやチャリティーに興味があり、参加意思がある事を明かした。また、ジム申請における渡辺会長や吉井トレーナーの協力に対して、感謝の気持ちを示していた。
　今後、協会・他ジムとの地道な交流を亀田家がどれだけ積極的に行えるのか。ボクシング界の為、ともに手を握り合うことが出来た時、本当の意味でのボクシング人気再興が実現するかもしれない。亀田興毅の脱ヒール宣言に期待したい。