[ニュース]2012.2.18
多田「丁寧に…」
多田の計量
 19日のW女子世界タイトル戦のメインに登場するWBA女子ミニマム級王者の多田悦子(フュチュール)と挑戦者のマリア・サリナス(メキシコ)が、無事前日計量を終え記者団の質問に答えた。
左:多田 右:サリナス
 女王多田は、いつもの人懐っこい笑顔で記者の質問に丁寧に答えてくれた。
 今回は「丁寧に一発を打つ」事をこころがけて行く、「自分のボクシングにはめ込んでいきたい」とこぶしを握り、サウスポーを相手にすることについては「160回のスパーリングで完全に左対策は出来たし過去苦手にしていたのが、逆に今は左の相手の方が距離が近い分KOで倒せる」と王者の自信をのぞかせた。
グローブチェック
 一方の挑戦者、サリナスは多田選手に対し特に印象はないと言い、「明日は自分のボクシングをして勝つだけ」と静かに語った。計量を終えたメキシカンは「早く、タコスが食べたい」と笑顔を見せた。
計量後の多田とサリナス
■前日計量
WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦
王者・多田悦子(フュチュール)
体重:47.6kg
体温:36.7℃
血圧:127/83mm/Hg
脈拍:46/min

挑戦者・同級7位
マリア・サリナス(メキシコ)
体重:46.5kg
体温:36.8℃
血圧:126/70mm/Hg
脈拍:64/min