[ニュース]2008.7.23
3王者合同キャンプ実施!
 所属ジムの垣根を越え、3人の現役王者達が箱根は強羅で7月18日~22日の5日間に渡り走り込みキャンプを行った。
 今回の強羅キャンプを企画したのは、OPBF東洋太平洋スーパーウエルター級王者・日高和彦(新日本木村)。OPBF東洋太平洋スーパーミドル級暫定王者・清田祐三(フラッシュ赤羽)と日本ウエルター級王者・沼田康司(トクホン真闘)が日高の呼び掛けに応え、強羅キャンプに参加した。
 強羅は急勾配の坂道が多いリゾート地であり、芦ノ湖を擁し、スタミナアップを狙うキャンプを行うには最高の場所だ。キャンプメニューは、午前中は急勾配な坂道を組み込んだ合宿所周辺約2Kmを5~6周走り、合宿所前の約100mに及ぶ坂道ダッシュを10本行う。午後は芦ノ湖に移動し、芦ノ湖から山道10Kmを合宿所までロードワークで戻り、戻っては合宿所前の100m坂道のダッシュを黙々と繰り返すが、流石は現役王者達!!泣き言を言わずハードな走り込みメニューを次々とこなして行く。
 さすがに夜は疲れでグッタリかと思えば、王者達は食欲旺盛な上、ボクシング談議に寝る間も忘れ話し込んでいた。
 日高・清田・沼田の3王者達は各自の防衛戦を目前に控え、5日間の地獄の強羅キャンプを走り抜いた。ボクシング人気低迷が囁かれる昨今、ボクシング人気回復には世界戦だけでなく、日本・東洋タイトルにもっとスポットを当て、ボクサー達の存在を広く世間にアピールしていかなければならないはずだ。若い王者達がこれからのボクシング界を牽引してくれる事に期待したい。