7月30日(水)、代々木第一体育館で開催されるWBA・WBC世界フライ級ダブルタイトルマッチのアンダーカードに、先月24日に興行が中止された「ボクシングルネッサンス」ファイナルに出場する予定だったWBA世界Sフライ級8位・中広大悟(広島三栄)の参戦が急遽発表された。
　世界挑戦を射程圏内に入れつつも、中々そのチャンスに恵まれぬ中広にとって、今回の参戦は実力をアピールする絶好に機会と言えるだろう。その中広の対戦相手として発表されたのは、前日本フライ級王者・吉田健司(笹崎)。吉田も前試合で清水智信(金子)に判定で破れベルトを奪われているだけに、復帰戦の今回は日本そして世界挑戦への足がかりとなる大事な一戦だ。
　内藤VS清水、坂田VS久高のダブル世界戦に加え、次期挑戦権を得るべく拳を交える中広VS吉田の一戦も目が離せない。