[ランキング]2012.2.3
WBA最新ランクで新たな称号
 3日に発表されたWBA(世界ボクシング協会)最新ランキングの月間最優秀選手には、王者リコ・ラモス(米)との王座統一戦を制し、スーパーバンタム級新王者となったギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が選出された。
 また、WBAは今回新たな称号を新設している。
 国内選手の目立った動きとしては、WBCで世界挑戦が決まったスーパーフライ級の佐藤洋太(協栄)が6位から4位にアップ。スーパーバンタム級・下田昭文(帝拳)が6位から5位になり、木村章司(花形)に敗れた前5位・李冽理(横浜光)がランク外に。残念ながら木村もランク入りならず。
 フェザー級では、1年振りの復帰戦が決まった長谷川穂積(真正)が3位から6位にダウン。ライト級の三浦隆司(帝拳)が12位から10位となり、10位にいた三垣龍次(M・T)が12位に下げた。その他、ミドル級の淵上誠(八王子)が11位にひつとランクを上げている。
 さて今回のランキングより、各クラスにスーパーベルトが新設された。これは過去最高のWBA王者に与えられる称号のようで、モハメド・アリ、イベンダー・ホリフィールド、シュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、ロベルト・デュラン、フラッシュ・ガブリエル・エロルデら往年のスター選手の中に、日本人としてはただ一人、ライトフライ級に具志堅用高の名前があった。