[公開スパー]2012.2.1
元K-1王者VS東洋王者!!
京太郎&清田
 31日、後楽園ホールで開催された角海老ボクシング・オール4回戦興行「On Your Marks」のセミファイナルで、豪華なエキシビジョンマッチ3ラウンドが催された!!
迫力満点の重量級!
 リング上には、元K-1ヘビー級王者として活躍、昨年の大晦日にプロボクシング転向初戦を勝利で飾った"拳闘家"藤本京太郎(角海老宝石)と、東洋太平洋スーパーミドル級王者"拳王"清田祐三(フラッシュ赤羽)が登場した。
 エキシビジョンではあったが、両者は素早いジャブを打ち込み、重量感溢れるワンツー・左ボディを積極的に繰り出し、角海老ボクシング興行に華を添えた。
ボクモバワッペンをばっちりアピール
 エキシビジョン終了後、清田と藤本は控室で互いの印象を語った。まず最初に清田が「京太郎選手とは2度目のスパーでしたが、上手くなっています。前回はデビュー前でしたが、プロデビューしてボクシングが変わりましたよ。距離感や左ジャブが良くなっている」と藤本を大絶賛した。
 清田は3月22日に予定されているV5戦に向け「タイトルマッチまでにバッチリと調整し、ディフェンスをもっとレベルアップさせ、5度目のタイトル防衛を目指します!!」と日本人最重量級王者として気持ちを引き締めた。
京太郎、もっと強く!
 続けて藤本は「後楽園ホールで緊張しました。いつも勉強だと思っていますが、今日は楽しもうと。清田選手のような強い選手とスパーできるのは勉強になる。プロテストより全然動けたし、考えながらできた。もっと強くなりたい!!」と目を輝かせた。
 そして3月6日、東洋太平洋ヘビー級9位キム・ジェッチャン(韓国)とプロ2戦目が決定した藤本は「セミファイナルになるみたいなので、勝たないといけない…。いや、勝ちます!!これから左をもっとレベルアップさせ、左で試合を組み立てたい」と東洋ランカーとの対戦に飛躍を誓った。
拡大写真
 アジア重量級戦線はオーストラリア勢が東洋ランキングで大半を占めているが、清田&藤本が"アジア最強"をその拳で証明し、果たして世界のリングに殴り込むことができるのか…。