[海外ニュース]2012.1.26
4/28 ホプキンス対ドーソンⅡ
ドーソン(左)ホプキンス(右)
 因縁のリマッチが決定---WBC世界ライトヘビー級王者バーナード・ホプキンス(米)と、元王者チャド・ドーソン(米)の再戦が4月28日(日本時間29日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで行われることになった。

※ホプキンスvs.ドーソンを試合日程・勝ち予想に追加しました。  
バーナード・ホプキンス
 この両者は昨年10月、ホプキンスの初防衛戦として米国ロサンゼルスのステープルズ・センターで拳を交えたが、2回にアクシデントが発生し、不可解かつ不完全燃焼の結末を迎えた。ドーソンに抱え上げられてエプロンに落下したホプキンスが左肩を負傷、続行不可能となったのだ。
 
チャド・ドーソン
 混乱は試合後も続いた。試合を管理したカリフォルニア州体育協会(CSAC)はドーソンの2回TKO勝ちと発表したが、WBCは無効試合が適当としてホプキンスの王座を認定し続けたのである。12月になってCSACが「無判定試合」との最終判断を下したことで一応の幕を下ろしたが、両者の再戦は必然といえた。WBCも再戦指令を出したことから今回のダイレクト・リマッチが実現することになった。
 「肩は問題ないし、すごく体調はいい」と自信をみせるホプキンスは61戦52勝(32KO)5敗2分2無効(無判定)試合。1月15日に47歳になったが、まだまだ戦闘意欲は衰えていない。29歳のドーソンは33戦30勝(17KO)1敗2無効(無判定)試合。
 なお、初戦はHBOでペイ・パー・ビュー(有料視聴)として放送されたが契約軒数が伸び悩んだため、再戦は通常枠での放送になるという。