ラファエル記者によるとアラム氏は8日にフィリピンのパッキャオを訪ねる予定で、その際に次戦に関して大筋を取りまとめる方向だという。アラム氏は「フレディ・ローチ・トレーナー、ブルース・トランプラー(トップランク社のマッチメーカー)と話し合い、マニーの意向を聞いて対戦相手を決めていくことになる」と話している。試合は5月か6月が有力としている。
　そのアラム氏が推す4人の候補は以下のとおり。
①ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ=WBC&WBO世界ライト級王者)
②ミゲール・コット(プエルトリコ=WBA世界スーパーウェルター級王者)
③ティモシー・ブラッドリー(米=WBO世界スーパーライト級王者)
④レイモント・ピーターソン(米=WBA世界スーパーライト級王者)
　残念なことに、世界中が注目するフロイド・メイウェザー(米=WBC世界ウェルター級王者)の名前は入っていなかった。そのメイウェザーは5月5日にラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナを押さえているが、自身が女性への乱暴により6日から3カ月の拘禁を強いられるため、いよいよ世紀の頂上決戦は難しい状況になっている。