[ニュース]2011.12.30
大晦日の主役は―
ヘビー級
 今年の大晦日は、ボクシングが熱い。大阪で開催されるWBC世界ミニマム級タイトルマッチのアンダーカードは、今年最後の祭典とあって豪華な対戦が予定されている―。
名城信男(六島)
 今年11月4日にタイ王国にて世界王者への返り咲きを目指したが、一歩及ばなかった元世界王者・名城信男(六島)。関西の雄に休む暇はない。それでも、無事計量を終えホッとした表情を見せた。
名城信男健在
 前戦から2ヶ月も経たない内に行われる再起戦を前に「勝って今年を終わりたい。」と苦笑いを浮かべ「大晦日は力の差を見せつけて来年に繋げる。」と力強く健在ぶりをアピールした。
京太郎
 大晦日ボクシング大阪祭典のもうひとつの楽しみがヘビー級ファイター藤本京太郎(角海老宝石)のボクシングデビュー戦。元K-1チャンピオンはボクシングでどこまで出来るのか。本人に話を聞くと「どの競技でも試合までの課程が重要。大晦日は自分がヒーローになった気分で、そして主役の気持ちでリングに立つ。ファンの期待どおりKOを狙う。」と力強くコメント。日本ボクシング界期待のヘビー級ファイターが地元大阪の地でゴングを待つ。
京太郎101.2kg
 京太郎の試合をYoutubeで見たと話す対戦相手のマイケル・オドネル(豪)は「彼とはボクシングのキャリアが違う。勝つ自信はもちろんある。」と余裕の表情を見せた。デビューを迎える京太郎に宛たメッセージを求めると「Good luck!」と笑顔で応えた。
マイケル・オドネル100Kg
■計量結果
藤本京太郎(角海老宝石)
101.2kg

マイケル・オドネル(豪)
100kg