[ニュース]2011.12.28
シュトルムは統一戦に興味
 WBA世界ミドル級“スーパー王者”フェリックス・シュトルム(独)は4月13日、12度目の防衛戦を計画している。場所、相手は未定ながら、ドイツで王座統一戦を希望している。  
 シュトルムは07年4月に3度目の王座を獲得。以後、4年8カ月の長期にわたって11度の防衛を重ねてきた。昨年にはウニベルスム・ボックス・プロモーションから独立するなどして独自の路線を模索中で、次戦では大きな試合を希望している。陣営ではIBF王者ダニエル・ゲール(豪)とWBO王者ドミトリー・ピログ(ロシア)に統一戦の打診をしているが、まだ確かな返事はない模様。ゲールは2月29日に自国で防衛戦を予定していることから、実現の可能性はWBO王者ピログの方が大きいといえそうだ。
 シュトルムは32歳、戦績は40戦36勝(15KO)2敗2分。ピログは31歳、戦績は19戦全勝(15KO)。統一戦が実現すればシュトルムにとってはV12戦、ピログにとってはV3戦ということになる。