[ニュース]2011.12.10
ゴロフキン、137秒で仕事完遂
ジェナディ・ゴロフキン
 WBA世界ミドル級タイトルマッチ、王者ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)対ラファン・サイモン(米)の12回戦は9日(日本時間10日)、ドイツのデュッセルドルフで行われた。
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○ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)
 1回2分17秒KO
●ラファン・サイモン(米)

 本来ならばウラジミール・クリチコ(ウクライナ)対ジャン・マルク・モルメック(仏)の前座で挙行される予定のカードだったが、メインカードが中止になったため1日繰り上げて単独興行として行われた。
 かつてアルツール・アブラハム(アルメニア/独)の強打にも12ラウンドにわたって耐え抜いたサイモンだが、この日は一発で夢の国に送り込まれた。開始から2分過ぎ、ゴロフキンの左フックでダウン。サイモンは10カウント内に立ち上がることができなかった。
 
ウラジミール・クリチコも会場に。
 3度目の防衛を飾ったゴロフキンは22戦全勝(19KO)。試合後、かつて同じウニベルスム傘下だったWBAの“スーパー王者”フェリックス・シュトルム(独)に対戦を呼びかけている。28戦めにして初のKO負けをくらったサイモンは22勝(12KO)4敗2分。