[ニュース]2011.12.1
地元で戴冠なるか?!
 WBC世界クルーザー級タイトルマッチ、王者クリストフ・ウロダルチク(ポーランド)対ダニー・グリーン(豪)の12回戦は30日、オーストラリアのパースで行われた。
○クリストフ・ウロダルチク(ポーランド)
 11回2分15秒KO
●ダニー・グリーン(豪)

 戦前のオッズは地元のグリーンが13対10で有利と出ていた。そのグリーン、中盤まではまずまずの出来といえた。5回には右でチャンスをつかむなど、38歳での戴冠も夢ではないと思われた。しかし、その後は徐々に疲労とダメージが蓄積していった。迎えた11回、ウロダルチクはオーバーハンドの右を決めて甚大なダメージを与え、すかさず左フックをフォロー。これらを被弾したグリーンはキャンバスに崩れ落ちた。なんとか9カウントで立ち上がったが、レフェリーはグリーンの目を見て両手を大きく左右に振った。  敵地でベルトを守ったウロダルチクは49戦46勝(33KO)2敗1分。グリーンは36戦31勝(27KO)5敗。