[ニュース]2011.11.25
マレスもSB級に転向?
 IBF世界バンタム級王者アブネル・マレス(メキシコ/米)が12月3日(日本時間4日)に予定されるジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)との初防衛戦後、スーパーバンタム級に転向する考えがあることを明かした。  
 11月28日に26歳になるマレスはアテネ五輪出場後にプロ転向を果たし、ここまで23戦22勝(13KO)1分の戦績を残している。今夏、アグベコに勝って初の戴冠を果たしたが、ローブローを巡って紛糾したためIBFから直接再戦を命じられている。
 同じく12月3日にWBA世界バンタム級“スーパー王者”アンセルモ・モレノ(パナマ)に挑戦するビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)も、モレノ戦での勝利を前提にスーパーバンタム級への転向を希望していると伝えられる。
 これでノニト・ドネア(比/米)をはじめ、12月3日の結果次第でマレス、ダルチニャンといったビッグネームが相次いでスーパーバンタム級に集うことになる。いずれもトップランク社、ゴールデンボーイ・プロモーションズ傘下ということで、WBC王者・西岡利晃(帝拳)との手合わせの可能性も出てきた。