[前日計量]2024.2.21
瞬き厳禁! 松本圭佑vs前田稔輝
東西トップ対決!
 日本フェザー級タイトルマッチの前日計量が21日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の松本圭佑(24=大橋)と同級1位の前田稔輝(27=グリーンツダ)の両者が計量に臨んだ。

 チャンピオンカーニバル注目の一戦は、明日(22日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル110」のセミファイナルで行われ、Leminoで独占ライブ配信される。
松本圭佑(大橋)57.1kg

 57.1kgで計量を終えた松本は「絶好調。相手はテクニックも気持ちも強いので、明日はハイレベルな高尚な試合になると思う」と挑戦者の前田にリスペクトを示した。「明日は大橋ジム創立30周年の日なので、しっかりと勝ちたい。世界につながる試合を見せる」と節目となる大一番を心待ちにした。

前田稔輝(Gツダ)56.9kg

 一方、56.9kgで計量を終えた前田は「阿部(麗也)選手に負けて、顎を折られたことで悔しさとボクシングの怖さを知った。前回以上に気持ちは強い」と明日への意気込みを語ると「相手はプレスをかけることもできるし、距離で外すこともできる器用なボクサー。お互いに一発を持っているので、一瞬でも気を抜いたほうが、一気にペースを持っていかれる。その緊張感を後楽園ホールに漂わせたい。倒す時は左ストレートで自然と出ると思う。明日は本石昌也会長の誕生日なので、勝って祝いたい」と、こちらも祝砲をブッ放つことを誓った。