[ニュース]2011.11.14
清水の王座は…
8/31 清水vsカサレス
 14日に開かれた東日本ボクシング協会定例理事会後の会見では、WBA世界スーパーフライ級王者・清水智信(金子)に対するWBAの休養王者とする通達について説明があった。
昨日手にしたWBAのベルト
 理事の金平会長は、協会としてWBAに発言できる立場ではないと前置きし、「誰が見てもWBA真の王者は清水選手。ファンから失望の声が聞こえていることも承知しているが、この流れでは休養扱いになると思う」と見解を述べた。さらに「清水選手の気持ちもよくわかるし、日本ボクシング界としてリスペクトされるべき選手。12月の結果(テーパリットvs亀田大毅)を見て、勝者と統一戦を戦えるよう出来る限り協会でバックアップしていく。それまで辛抱してもらいたい」と話し、統一戦に向け東協会が全面支援することを約束した。
WBA王座獲得の瞬間
 同席した金子会長も「一部報道で剥奪という言葉が出たが、決して剥奪ではない。WBAのルールに従うしかないが、ベルトが無くなるわけじゃないので清水ともよく話し合いたい。清水はジムの、延いては日本ボクシングの宝。(引退も示唆した清水について)こんな騒動で辞めさせるわけにはいかない」と語った。