[海外前日計量]2023.12.9
吉田実代がIBF女子バンタム級前日計量
プログレイスvsヘイニー戦アンダー

  元WBO女子世界スーパーフライ級王者で、米国に拠点を移して世界王者返り咲きを目指している吉田実代(35)が9日、米国サンフランシスコのチェイスセンターで、IBF女子世界バンタム級タイトルマッチの前日計量を迎えた。

 この試合は、WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ「レギス・プログレイス(34=米国)vsデビン・ヘイニー(25=米国)」のアンダーカードとして行われ、DAZNにて午前10時から生配信される。

ブリッジスvs吉田

 バンタム級のリミット53.5kgに対して、チャンピオンのエイバー・ブリッジス(35=オーストラリア)は、100グラムアンダーの53.4kgでクリア。吉田も53.3kgと200gアンダーで秤を降りた。

 昨年11月から米国・ニューヨークを新たな活動拠点とした吉田は、今年3月に、インデヤ・スミス(27=米)に判定勝利。11月には米国2戦目でシュレッター・メトカルフ(39=米)に判定負けを喫するも、ブリッジスに挑戦する予定だったアブリル・マティエ(36=オーストラリア)が負傷し、急きょ代役挑戦が決まった。

世界王者返り咲きを目指す!
 チャンピオンのブリッジスは、ボディビルダーとラウンドガールを経てプロボクサーとなった異色の選手。昨年3月、マリア・セシリア・ローマン(40=アルゼンチン)に判定勝利して、世界初戴冠を果たし、昨年12月に初防衛に成功。これが2度目の防衛となる。