[イベント]2023.11.9
マスボクシング大会in大阪!
ボクシングクラブ難波で開催!
 マスボクシング交流戦が5日、ボクシングクラブ難波で開催され、ボクシングクラブ、ABCジム、タマキスポーツジム、NEOジムの練習生が日頃の練習の成果を発揮した。

 元OPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義氏が、スペシャルゲストとして登場。解説を務めるほか、自らも元日本ランカーでABCジムの松本憲亮会長とのマスボクシングを披露した。

 マスボクシング大会は、「安全」を第一に、お互いに一定の距離を保ち、寸止めでパンチを打ち、技術とスタミナを競うことが目的で、ジャッジ3者で勝敗を決めるものだ。
「日々の練習に目的も持ってもらえたら」今岡代表
今岡武雄ボクシングクラブ代表
※第34代OPBF東洋太平洋フェザー級王者
 「現在のボクシングジムでは、選手希望以外の会員さんの割合が大多数を占めていると思います。ということもあり、全国各地でスパーリング大会が開催され、大変賑わっています。しかし、実際にスパーリングができる会員さんは、年齢や状況により一部に限られてくるのが現状ではないでしょうか。そこで、どなたでも参加できる試合『マス大会』を糧に、各ジム会員の皆さんが日々の練習に目標を持っていただけたら、この上ない幸せです。 実際にリングに上がり、観衆の前で試合をすることで、ボクシング、またボクサーに対しての、リスペクトに繋がっていくように感じています。1人でも多くの皆さんに、ボクシングの奥深さに触れていただき、ボクシングという競技を体感し、少しでも長く続けていただけたら嬉しい限りです」
「フェアプレーが大切」石本マネージャー
石本康隆ボクシングクラブマネージャー
※第39代日本スーパーバンタム級王者
 「ボクシングクラブが開催するマスボクシング大会は、スパーリングより安全ではありますが、簡単ではありません。スパーで使えるフィジカルやパンチ力が使えない分、テクニカルな部分が求められます。そして、お互いが距離を譲り合うという、スポーツ本来のフェアプレー精神がなにより大切です。これからも関東、関西でいろいろなジムに声を掛けて大会を盛り上げていき、それがボクシングの裾の輪を広げていくことに繋がれば嬉しいです。今回は中谷君が来てくれましたが、次回のゲストは…楽しみにしていてください(笑)!」
「真剣な姿に刺激を受けた」中谷氏
中谷正義氏コメント
※第46代OPBF東洋太平洋ライト級王者
 「ゲストとしてこのイベントに参加して、皆さんの動きを見て復帰を考えるほど刺激を受けました(笑)。それぐらい皆さんのボクシングに対する真剣さが伝わってきました。このような素晴らしいイベントに呼んでいただいたことに感謝しています」
「誰でも参加できる大会」松本会長
松本憲亮ABCボクシングジム会長コメント
※元日本スーパーライト級7位
 「ボクシング初心者や、誰でも挑戦できる良い大会。このような大会があると会員さんも目標に向かって頑張れる。これからもマスボクシング大会が、より一層大きくなっていくことを期待しています」
関東では年4回(交流戦含む)<br>関西では年2回開催