[海外前日計量]2023.10.27
WBO世界Lフライ級暫定王座決定戦
急きょ暫定王座戦がセットされた

 ニカラグア・首都マナグアのアレクシス・アルゲリョ・スポーツ・コンプレックスで27日(日本時間28日)、WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(32=プエルトリコ)が3度目の防衛戦を病欠でキャンセルとなったニカラグア興行。

 しかし、WBOはアンダーカードで組まれていたWBO同級4位レネ・サンティアゴ(31=プエルトリコ)vs同級15位ケビン・ビバス(28-ニカラグア)戦を同級暫定王座決定戦として承認。その前日計量が同地で行われた。

サンティアゴvsビバス

 ライトフライ級リミット48.9kgをサンティアゴは、100g少ない48.8kgでクリア。対するビバスは、200gアンダーの48.7kgでパスした。

 当初は、ゴンサレスと同級10位にランクされるレイマン・ベナビデス(30=ニカラグア)で決まっていたWBOライトフライ級戦。その後、試合1ヶ月前にベナビデスが体調不良で離脱、そして今度はゴンサレスも病欠と、ニカラグア興行は混乱に見舞われた。

 サンティアゴvsビバスの勝者は、90日以内にゴンサレスとのWBO王座統一戦が義務付けられており、WBC&WBAスーパー王者の寺地拳四朗(31=BMB)との統一戦にも大きな影響を与えそうだ。