[ニュース]2011.11.5
結果★レベドフvsトニー
 WBA世界クルーザー級暫定王座決定戦、デニス・レベデフ(ロシア)対元3階級制覇王者ジェームス・トニー(米)の12回戦は4日、ロシアのモスクワで行われた。
○デニス・レベデフ(ロシア)
 12回判定(3-0)
●ジェームス・トニー(米)

 8対1のオッズどおり、レベデフの完勝だった。ジャッジ三者の採点は120対108で一致。トニーは「途中でケガをした」として再戦を要求しているが、却下されることは確実と見られている。
 32歳の新王者は24戦23勝(17KO)1敗。これでロイ・ジョーンズ(米)、トニーと90年代のグレートを連破したことになる。
43歳のトニーは85戦73勝(44KO)7敗3分2無効試合。

 なお、前座に登場した元日本王者サーシャ・バクティンことアレクサンデル・バクティン(ロシア)は、世界挑戦経験者ルイス・メレンデス(コロンビア)に大差の10回判定勝ちを収めている。KOは逃したもののサウスポーの相手から3回に2度のダウンを奪う圧勝だった。
 30歳のサーシャは28戦全勝(11KO)。31歳のメレンデスは39戦31勝(22KO)7敗1分。